概要
エジプトから退いたクシュは、ナイル上流のメロエで鉄と交易の国として続いた。独自の文字(メロエ文字)を持つが、いまも読み解けていない。
場所
メロエ
16.93°N 33.75°E · スーダン
16.93°N 33.75°E · スーダン
本文
アッシリアに追われてエジプトから退いた後、 クシュはナイルをさらに南へ下った。
メロエは、ナパタより雨が多い。 農耕ができ、そして鉄鉱石と、 それを溶かす燃料になる森があった。
製鉄が盛んで、 「アフリカのバーミンガム」と呼ばれることがある。 鉱滓の山がいまも残る。
エジプトの影響から離れていった。 神々も、王の表現も、変わっていく。 女性の統治者(カンダケ)が何人も立った。
そして、独自の文字を作った。 メロエ文字。 エジプトのヒエログリフを元に、 23の記号からなる表音文字になる。
音は分かっている。読める。 だが、意味が分からない。 言語そのものが、他のどの言語とも繋がらない。
読めるのに理解できない文字が、 2000年そのまま残っている。