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Event / できごと
ユナイテッド・フルーツと「バナナ共和国」
United Fruit and the banana republics
1899年 – 1954年
期間を持つできごと重要度 4
概要
一つの会社が、中米数か国の鉄道と港と土地を握った。1954年、農地改革を進めたグアテマラ政権が、この会社の働きかけを受けたアメリカの介入で倒される。
場所
グアテマラシティ
14.63°N -90.51°E · グアテマラ
14.63°N -90.51°E · グアテマラ
本文
1899年、二つのバナナ会社が合併してユナイテッド・フルーツができた。
鉄道を敷く見返りに、両側の土地を得る。 港を整える見返りに、税を免れる。 中米の数か国で、この会社が最大の地主になり、最大の雇い主になり、 鉄道と電信と船を握った。
現地では「エル・プルポ(タコ)」と呼ばれた。
1928年、コロンビアのバナナ農園でストライキが起き、軍が発砲した。 死者の数は今も分かっていない。 ガルシア=マルケスが『百年の孤独』で書いた場面の下敷きになっている。
1952年、グアテマラのアルベンス政権が農地改革を始めた。 未利用の土地を、会社の申告した評価額で買い上げる。 会社は税を減らすために評価額を低く申告していた。
会社はアメリカ政府に働きかけた。 1954年、CIAが支援したクーデターで政権が倒れる。 以後36年、グアテマラは内戦になり、20万人が死んだ。
「バナナ共和国」という言葉は、この構図から生まれた。
出典(1)
エドゥアルド・ガレアーノ(大久保光夫 訳) 『収奪された大地 ラテンアメリカ五百年』第2部(バナナと、それを守った介入)