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Event / できごと

オランダ東インド会社の設立

Founding of the Dutch East India Company
AD1602年3月20日
重要度 5

概要

誰でも株を買え、その株を転売できる会社の最初。国ではなく会社が艦隊と兵を持ち、200年アジアの海を握った。

場所

アムステルダム
52.37°N 4.90°E · オランダ

本文

1590年代、オランダの各都市が別々にアジアへ船を出していた。 互いに競って香辛料の値を吊り上げ、共倒れになりかけた。 議会が仲介して、一つの会社にまとめたのが1602年になる。

新しかったのは、二つある。 誰でも出資でき、その持ち分を他人に売れること。 そして、会社が国家の名で条約を結び、砦を築き、戦争をする権限を持ったこと。

株を売り買いする場所が、アムステルダムにできた。 世界最初の証券取引所とされる。

会社はバタヴィアに拠点を置き、 ポルトガルからマラッカとセイロンを奪い、 バンダ諸島では住民を殺して香辛料の畑にした。 日本とは長崎の出島で200年つき合っている。

18世紀の末に負債で潰れ、1799年に解散した。

『サピエンス全史』は第16章で、この会社を資本主義の章の主役にする。 王でなく投資家の信用が艦隊を動かした、という点になる。

出典(1)

ユヴァル・ノア・ハラリ(柴田裕之 訳) サピエンス全史 文明の構造と人類の幸福第16章 拡大するパイという資本主義のマジック

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