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Event / できごと

張騫の西域派遣

Zhang Qian's mission to the West
BC138年
重要度 5

概要

匈奴を挟撃する同盟を探して送られた使者が、中央アジアの情報を持ち帰った。絹の道の始まり。

場所

長安
34.27°N 108.95°E · 中国・陝西省西安

関わった人(1)

漢の武帝BC156年–BC87年 · 派遣

本文

目的は交易ではなかった。 匈奴を東西から挟む同盟相手を探す、軍事の使節になる。

出発してすぐ匈奴に捕まり、10年抑留された。 現地で妻を娶り、子も生まれている。 それでも節(使者の証)を手放さず、逃げて西へ進んだ。

目当ての大月氏はもう戦う気が無かった。 同盟は成らない。 帰国したのは13年後、出発時100人余りが2人になっていた。

持ち帰ったのは情報だった。 西に、漢の知らない国々がいくつもある。 汗血馬という優れた馬がいる。 そして、四川の産物がインド経由でそこまで届いている。

武帝はこれを聞いて西域経営に乗り出した。 「絹の道」と呼ばれる交通が、 失敗した外交使節の副産物として開かれたことになる。

出典(2)

班固 漢書西域伝
ウィリアム・H・マクニール(増田義郎、佐々木昭夫 訳) 世界史第II部 諸文明間の平衡状態(BC500〜AD1500年)

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