概要
水の無い丘に十字軍の主力を誘い込み、一日で壊滅させた。3か月後、エルサレムが開城する。
場所
ヒッティーン
32.80°N 35.44°E · イスラエル・北部地区
32.80°N 35.44°E · イスラエル・北部地区
関わった人(1)
サラディンAD1137年頃–AD1193年 · 総指揮本文
7月の、ガリラヤの丘になる。
サラーフッディーンは、 まずティベリアスの町を攻めた。
十字軍側の主力が、それを救いに出てくる。
水の無い道を、一日歩かされた。
夜になっても水場に届かず、 乾いた丘の上で野営する。
サラーフッディーンの軍は、 その周りの草に火をつけた。
翌朝、煙と喉の渇きのなかで戦った。
騎士は落馬すれば終わりで、 歩兵は泉を目がけて崩れた。
エルサレム王ギーが捕らえられた。
聖十字架の遺物が奪われる。
王国の騎士の大半が、この一日で失われた。
守る者のいない城が、次々に開城していく。
3か月後、エルサレムが降伏した。
第一回十字軍が街を取ったときの虐殺とは違い、 住民は身代金で退去を許された。
出典(1)
アミン・マアルーフ(牟田口義郎、新川雅子 訳) 『アラブが見た十字軍』第3部(勝利。サラディンのエルサレム奪回)