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Event / できごと

イブン・ルシュドのアリストテレス注釈

Ibn Rushd's commentaries on Aristotle
AD1180年頃
重要度 4

概要

ギリシア語を読めないまま、アラビア語訳から本文と注釈を精密に書き分けた。哲学と啓示は矛盾しないと論じ、ラテン世界では「注釈者」とだけ呼ばれる。

場所

コルドバ
37.89°N -4.78°E · スペイン・アンダルシア州

関わった人(1)

イブン・ルシュドAD1126年–AD1198年12月10日 · 著者

本文

カリフに、アリストテレスの注釈を頼まれた。

自分から志願したのではない。

ギリシア語は読めない。

アラビア語訳を通して読んだ。

それでも、本文と注釈を精密に書き分けた。

短い注釈、中くらいの注釈、長い注釈。

同じ著作に三段階で書いている。

ラテン世界では、名前ではなく 「注釈者(Commentator)」とだけ呼ばれた。

ダンテが『神曲』の辺獄に置いている。

主張の一つが、 哲学と啓示は矛盾しない、というものだった。

どちらも真理に至る道であり、 言葉づかいが違うだけだ、と。

大衆には物語で、 学者には論証で語られる。

イスラーム世界では、この立場は主流にならなかった。

一時追放され、著作が焼かれている。

読み継いだのは、ラテン世界とユダヤ世界だった。

同じ時代のできごと

ナンマドールの造営AD12世紀頃から17世紀まで平氏政権AD1167年高麗の武臣政変AD1170年トマス・ベケットの殺害AD1170年12月29日法然の専修念仏AD1175年レニャーノの戦いAD1176年5月29日朱熹の白鹿洞書院AD1179年イブン・ジュバイルの巡礼記AD1183年