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Event / できごと

イブン・ジュバイルの巡礼記

The Travels of Ibn Jubayr
AD1183年 – AD1185年
期間を持つできごと重要度 3

概要

十字軍の只中を通った巡礼の記録。敵味方に分かれた土地で、商人も農民も普通に行き来していたことが書かれている。

場所

メッカ
21.42°N 39.83°E · サウジアラビア

関わった人(1)

イブン・ジュバイルAD1145年–AD1217年 · 著者

本文

グラナダからメッカへ、そして戻るまでの2年余りを、 日付を追って書いた。

書かれているのが具体的になる。 船賃、宿の様子、税関での扱い、 巡礼者から不当に徴収されることへの怒り。

十字軍国家を通ったときの記述が、特に読まれる。

戦争が続いているはずの土地で、 ムスリムの隊商とフランク人の隊商が すれ違いながら普通に行き来していた。

ムスリムの農民が、フランク人の領主のもとで 穏やかに暮らしている。 収穫の半分と人頭税を払えばよく、 ムスリムの領主の下より軽い、と書いている。

そのうえで、彼はそれを嘆いた。 異教徒の下で楽に暮らせることは、 信仰にとって危ういと。

戦争の記録だけを読んでいては見えないものが、 一人の巡礼者の日記に残っている。

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