概要
壁を細くして光を入れる建て方が生まれた。以後200年、ヨーロッパ中で天井が高くなっていく。
場所
サン・ドニ
48.94°N 2.36°E · フランス・パリ北郊
48.94°N 2.36°E · フランス・パリ北郊
本文
サン・ドニ修道院の改築から始まった。
修道院長シュジェールの考えが、その背景にある。 神は光である。 だから、聖堂には光が満ちていなければならない。
それまでの建て方(ロマネスク)では、 天井の重さを厚い壁で支える。 窓を大きくできない。
尖頭アーチ、リブ・ヴォールト、 そして飛梁(フライング・バットレス)。
この三つで、重さを外の柱へ逃がせるようになった。 壁が構造から解放される。
壁を細くして、その間をステンドグラスで埋める。
以後200年、 ヨーロッパ中で天井が高くなっていく。
高さを競った結果、崩落した例もある。 ボーヴェの大聖堂は、48メートルまで上げて崩れた。