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Event / できごと

イブン・バットゥータの旅

The Travels of Ibn Battuta
AD1325年 – AD1354年
期間を持つできごと重要度 4

概要

巡礼のつもりで出た旅が30年、12万kmになった。行く先々でイスラーム法官として職を得られたことが、この距離を可能にしている。

場所

タンジール
35.76°N -5.83°E · モロッコ

関わった人(1)

イブン・バットゥータAD1304年2月24日–AD1369年頃 · 旅人

本文

30年、およそ12万km。 マルコ・ポーロの三倍を超える距離になる。

これを可能にしたのは、イスラーム法だった。 どこへ行っても同じ法が使われている。 学んだ者は、行った先でカーディー(法官)として職を得られる。 ダール・アル=イスラームという一つの世界の内側を、 彼はずっと移動していた。

書き残されたのは帰国後で、 スルタンの命で書記に口述したものになる。

記憶違いも、他人の旅行記からの借用も混じっている。 訪れたと書いている土地に実際は行っていない、 と指摘される箇所がある。

それでも、14世紀のイスラーム世界の広がりを 一人の目で通して見られる史料は、他にない。

書き取った書記は、文章を整えるにあたって 既存の旅行記から表現を借りた。 残った文章は、二人の合作になる。

出典(1)

イブン・バットゥータ 大旅行記(リフラ)全篇

同じ時代のできごと

モガディシュの隆盛AD1331年(イブン・バットゥータの訪問)ジョットのスクロヴェーニ礼拝堂AD1305年『神曲』1308年教皇のアヴィニョン捕囚1309年バノックバーンの戦いAD1314年6月24日オッカムの剃刀AD1320年頃マンサ・ムーサの巡礼AD1324年テノチティトランの建設AD1325年