概要
イベリアのイスラム勢力が決定的に後退した。ここからレコンキスタの完了まで280年かかる。
場所
ラス・ナバス・デ・トロサ
38.28°N -3.58°E · スペイン・ハエン県
38.28°N -3.58°E · スペイン・ハエン県
本文
イベリアのキリスト教諸国が連合して、 ムワッヒド朝の軍を破った。
それまで、レコンキスタは進んだり戻ったりだった。 北アフリカから新しい勢力が渡ってくるたび、 押し返されている。
この戦いで、その供給が絶たれた。
以後、イスラム勢力は南へ後退を続ける。 コルドバが1236年、セビリアが1248年に落ちた。
ただし、そこから完了まで280年かかっている。
グラナダのナスル朝が、 カスティーリャに貢納しながら生き延びた。 アルハンブラ宮殿は、その時期に建てられている。
「レコンキスタ(再征服)」という語自体、 19世紀のスペインで、 国民の物語を作るために強調されたものになる。
実態は、宗教で分かれた二つの陣営の戦いというより、 小王国どうしの離合集散に近い。