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Event / できごと

『黄金の牧場』

The Meadows of Gold
AD947年
重要度 3

概要

歴史と地理をひとつづきに書いた。東アフリカの海岸で象牙が中国へ運ばれることまで載っていて、当時の海の広さがそのまま分かる。

場所

バグダード
33.32°N 44.37°E · イラク

関わった人(1)

アル=マスウーディーAD896年頃–AD956年 · 著者

本文

書名は『黄金の牧場と宝石の鉱山』という。 歴史と地理を分けずに、一続きに書いた。

やり方はヘロドトスに近い。 行って、見て、聞いたことを並べる。 インド、東アフリカ、カスピ海沿岸。 それぞれの土地の宗教と習慣を、 批判せずに書き留めている。

東アフリカの海岸で象牙が集められ、 それが中国まで運ばれることが書かれている。 インド洋が一つの交易圏として動いていたことが、 10世紀の時点で見えていたことになる。

30巻あったとされるが、 完全な形では残っていない。 残ったのは要約版のほうになる。

「アラブのヘロドトス」と呼ばれる。 書き手が旅する人であるという型は、 この後イブン・バットゥータまで続く。

同じ時代のできごと

コルドバのカリフ宣言AD929年アルシングの開設AD930年大理国の成立AD937年白藤江の戦いAD938年藤原純友の乱AD939年平将門の乱AD939年ブワイフ朝のバグダード入城AD945年馮道の儒教経典刊行AD953年