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Event / できごと

『エリュトラー海案内記』

Periplus of the Erythraean Sea
AD60年頃
重要度 3

概要

エジプトから紅海を出て、東アフリカとインドへ行く商人のための実用書。港ごとに売れる物と買える物が書かれている。季節風の使い方が広まった時期のもの。

場所

アレクサンドリア
31.20°N 29.92°E · エジプト

本文

著者名の無い、実用書になる。

ギリシア語。

エジプトの商人が書いたと考えられている。

紅海を出て、 アフリカ東岸を南へどこまで行けるか。

アラビアを回って、インドへどう渡るか。

港ごとに、書いてある。

ここでは何が売れる。 ここでは何が買える。 王の名は何といい、何を贈れば喜ぶ。

アフリカのラプタ、 アラビアのムザ、 インドのバリュガザとムジリス。

季節風の使い方が広まった時期のものになる。

夏に南西の風で渡り、冬に北東の風で帰る。

沿岸を這わずに、外洋を横切れる。

往復が一年で済むようになった。

インドの側の記録にも、 ローマの商人(ヤヴァナ)が出てくる。

タミルの詩が、 彼らが持ってきた葡萄酒と、 持ち帰った胡椒を歌っている。

同じ時代のできごと

徴姉妹の蜂起AD40年パウロの伝道旅行AD47年匈奴の南北分裂AD48年ブーディカの反乱AD60年ローマ大火AD64年7月エルサレム神殿の破壊AD70年マサダの陥落AD73年ヴェスヴィオ火山の噴火79年8月24日(近年は10月説が有力)