概要
絶海の孤島で1000体近い石像が立てられた。森を使い尽くしたことが衰退の一因とされるが、議論がある。
場所
イースター島
-27.11°N -109.35°E · チリ領
-27.11°N -109.35°E · チリ領
本文
絶海の孤島に、1000体近い石像が立てられた。 最も近い有人島まで2000キロ近くある。
平均で高さ4メートル、重さ12トン以上。 切り出した採石場から数キロ運んでいる。
どう運んだのかは長く謎だった。 近年、立てたまま左右に揺らして「歩かせる」実験が成功している。 口承に「モアイは歩いた」という言い方が残る。
森が失われた。 ヤシの花粉が地層から消えていく。
長く、「像を運ぶために木を切り尽くし、 自分たちで環境を壊して社会が崩れた」と語られてきた。 文明の自滅の教訓として引かれる。
近年、その筋書きに異論が出ている。 ヤシを食い荒らしたのは、人が持ち込んだネズミではないか。 人口の崩壊は、ヨーロッパ人との接触後の 疫病と奴隷狩りが主因ではないか。
議論は決着していない。
動画(2)
出典(1)
ジャレド・ダイアモンド(楡井浩一 訳) 『文明崩壊 滅亡と存続の命運を分けるもの』第2章 イースターに黄昏が訪れる