概要
ウマイヤ朝の大軍を、城壁と燃える液体を吹きつける兵器で退けた。イスラム勢力の東欧進出はここで止まる。
場所
コンスタンティノープル
41.01°N 28.98°E · トルコ・イスタンブール
41.01°N 28.98°E · トルコ・イスタンブール
本文
ウマイヤ朝が、陸と海から一年囲んだ。
守り切った理由が三つ挙げられる。
一つは、テオドシウスの城壁になる。 三重で、堀があり、当時の攻城技術では抜けない。
一つは、ギリシア火になる。 管から吹きつけて燃える液体で、 水をかけても消えない。 海上のアラブ艦隊を焼いた。
組成はいまも分かっていない。 帝国の最高機密として、 作り方を知る者が限られていた。 そのまま失われている。
もう一つが、冬になる。 その年は厳しく、包囲軍が凍死と飢えで消耗した。 ブルガール人が背後を突いたことも効いた。
この失敗で、 イスラーム勢力の北方への拡大が止まった。
トゥール・ポワティエ間の戦いより、 こちらのほうが決定的だったという評価がある。