概要
三十年戦争の主役だったスウェーデン王が、霧の中で味方から離れて撃たれた。軍は勝ったが、王を失った。
場所
リュッツェン
51.25°N 12.14°E · ドイツ・ザクセン=アンハルト州
51.25°N 12.14°E · ドイツ・ザクセン=アンハルト州
関わった人(1)
グスタフ2世アドルフAD1594年12月9日–AD1632年11月16日 · 戦死本文
1632年11月、ライプツィヒの近く。
前日の霧が、朝になっても晴れなかった。
スウェーデン軍は、 帝国軍のヴァレンシュタインを攻めた。
王は右翼の騎兵を率いていた。
霧の中で、味方から離れた。
敵の騎兵に囲まれ、腕を撃たれ、 背中を撃たれ、落馬した。
そして、頭を撃たれた。
軍には、王の死をしばらく伏せた。
戦いは、夕方までにスウェーデン側が押し切った。
勝ったが、王を失った。
以後、スウェーデン軍は宰相オクセンシェルナが率い、 戦争はさらに16年続く。
王の死体は、服を剥がれて泥の中にあった。
ストックホルムに運ばれ、 1年半後に葬られた。
その日は、いまもスウェーデンで 「グスタフ・アドルフの日」として菓子が売られる。