概要
5万人を収容した円形闘技場。トラバーチンの石を積み上げて建てられた。
場所
ローマ
41.89°N 12.49°E · イタリア・ラツィオ州
41.89°N 12.49°E · イタリア・ラツィオ州
本文
ネロが大火の跡地に建てた広大な私的宮殿(黄金宮殿)の、 人工池を埋めて建てられた。 私物化された土地を市民に返すという政治的な意味がある。
5万人前後を収容し、80の出入口から短時間で入退場できた。 床下には猛獣を持ち上げる昇降機と、 剣闘士の控えの通路が張り巡らされている。
落成の祝典は100日続き、 数千の獣と多数の剣闘士が死んだと記録される。
中世以降は石切り場として使われた。 サン・ピエトロ大聖堂を含むローマの多くの建物に、 この闘技場から剥がされたトラバーチンが入っている。 今の姿が半分崩れているのは、地震だけの結果ではない。
出典(1)
塩野七生 『ローマ人の物語』VIII 危機と克服