概要
キリストの神性と人性をどう言うかを決めた。これを受け入れなかったエジプトとシリアの教会が分かれ、いまも別々に続いている。
場所
カルケドン
40.99°N 29.02°E · トルコ・イスタンブール(カドゥキョイ)
40.99°N 29.02°E · トルコ・イスタンブール(カドゥキョイ)
本文
争点は、キリストにおける神性と人性の関係だった。
一つの位格に、二つの本性が 混ざらず、変わらず、分かれず、離れずに在る—— という定式が採択された。
読んで分かりにくい。 分かりにくいまま、それが正統になった。
受け入れなかった教会がある。 エジプトのコプト教会、シリア正教会、 アルメニア教会、そしてエチオピア教会。
「単性論」と呼ばれてきたが、 当事者はその呼び名を否定している。 言葉の使い方の違いが大きいという指摘がある。
分かれたまま、1500年たった。
分裂の結果、エジプトとシリアの住民は コンスタンティノープルの支配に反発を持ち続けた。 7世紀にアラブ軍が来たとき、 抵抗が弱かった理由の一つに挙げられる。
神学の語の選び方が、政治の地図を変えた。