概要
海から来て2週間かけて運び出した。「ヴァンダリズム」という言葉はこの一件から作られた。
場所
ローマ
41.89°N 12.49°E · イタリア・ラツィオ州
41.89°N 12.49°E · イタリア・ラツィオ州
本文
北アフリカから海を渡って来た。
455年、2週間かけて略奪した。
410年のときと違い、計画的だった。 教皇レオ1世が交渉し、 殺戮と放火はしないという約束を取り付けている。
代わりに、運べるものは全部運んだ。
神殿の屋根の金銅板、 ユピテル神殿の装飾、 そしてエルサレム神殿から かつてローマが持ち帰った祭具まで。
「ヴァンダリズム」という語は、 18世紀のフランスで作られた。 革命期の文化財破壊を非難する文脈で、 この一件が引き合いに出された。
実際には、410年の西ゴートより 秩序立っていたという評価もある。
言葉のほうが、事実より長く残った。
出典(2)
塩野七生 『ローマ人の物語』XV ローマ世界の終焉
エドワード・ギボン 『ローマ帝国衰亡史』第36章