概要
ゾロアスター教・キリスト教・仏教を一つに束ねようとした。西はローマ、東は唐まで広がったが、どこでも異端とされて消える。ウイグルでは一時国教になった。
場所
クテシフォン
33.09°N 44.58°E · イラク
33.09°N 44.58°E · イラク
本文
マニは、三つの宗教を一つに束ねようとした。
ゾロアスターも、イエスも、仏陀も、 同じ真理を伝えた使者であり、 自分がその最後の一人だ、と。
だから、行った先で その土地の言葉と概念を使って説いた。
西では、イエスを前面に出す。 東では、仏陀を前面に出す。
そのため、どこでも「似ているが違うもの」になった。
光と闇の二元論を核にする。 物質は闇であり、そこに囚われた光の粒を 解放するのが救いになる。
西はローマ、東は唐まで広がった。
アウグスティヌスも、若い頃9年信徒だった。
そして、どこでも異端とされた。 ゾロアスター教からも、キリスト教からも、仏教からも。
ウイグルで一時国教になったのが、唯一の例外になる。
14世紀に、中国の南部で消えた。
出典(1)
ユヴァル・ノア・ハラリ(柴田裕之 訳) 『サピエンス全史 文明の構造と人類の幸福』第12章 宗教という超人間的秩序