概要
テュルクの言葉で書かれた最古の碑文。唐の絹と甘い言葉に乗るな、と自分たちの文字で刻んである。
場所
オルホン渓谷位置は特定されていない(誤差 ±30km)
47.56°N 102.83°E · モンゴル・ウブルハンガイ県(突厥碑文の地)
47.56°N 102.83°E · モンゴル・ウブルハンガイ県(突厥碑文の地)
関わった人(1)
毘伽可汗AD683年–AD734年 · 建立本文
モンゴル高原に立つ石碑になる。
突厥の文字で、突厥の言葉で書かれている。 テュルク語の最古の記録になる。
内容が、単なる功績の列挙ではない。
自分たちの民に向けた、警告と自省になっている。
唐の絹と甘い言葉に乗るな。 南の山(中国の地)へ移って住めば、必ず滅びる。 草原に留まれ、と。
実際、突厥はいったん唐に服属して 50年、独立を失っている。 その経験を踏まえて書かれている。
「私が座に就いたとき、 民は疲れ果て、痩せていた」という書き出しがある。
支配される側からの視点が、 支配する側の文字で書かれた例になる。
19世紀末に発見され、 デンマークの言語学者が解読した。