概要
海がなぜ青いのかを確かめようとして、光が分子で散乱するときに波長が変わる現象を見つけた。太陽光と水銀灯と分光器だけで。アジア人初の科学のノーベル賞になる。
場所
コルカタ
22.57°N 88.36°E · インド・西ベンガル州
22.57°N 88.36°E · インド・西ベンガル州
関わった人(1)
C・V・ラマンAD1888年11月7日–AD1970年11月21日 · 発見本文
1921年、船でヨーロッパから帰るとき、 地中海を見ていた。
なぜ青いのか。
当時の説は、空の青が映っている、というものだった。
ニコル・プリズムで空の反射を消してみた。
海はまだ青かった。
帰国して、水そのものによる光の散乱を調べはじめる。
7年かかった。
分かったのは、 光が分子に当たって散乱するとき、 ごく一部が波長を変えて出てくる、ということだった。
エネルギーの一部が、分子の振動に渡される。
出てくる光の色のずれが、 その分子の構造を示す指紋になる。
装置は、太陽光を集めるレンズと、 フィルターと、分光器だけ。
予算はほとんど無い。
1928年2月28日に確認した。
インドでは、この日が国民科学の日になっている。
1930年、ノーベル物理学賞。
科学分野でアジア人が受けた最初の賞になる。