概要
エルサレムを失って四年、イングランドとフランスの王が海から来て、二年囲まれていたアッコンを落とした。獅子心王は捕虜2700人を殺し、サラディンと戦って勝ち、エルサレムには入らずに帰った。
場所
アッコン
32.93°N 35.08°E · イスラエル
32.93°N 35.08°E · イスラエル
関わった人(2)
リチャード1世(獅子心王)AD1157年9月8日–AD1199年4月6日 · イングランド王サラディンAD1137年頃–AD1193年 · 相手本文
ヒッティーンで負けたあと、 エルサレム王ギーは捕虜から釈放されて、 1189年の夏に少数の兵でアッコンを囲んだ。 無謀と思われたが、ヨーロッパから援軍が来続けた。 サラディンが外側から囲み、二重の包囲になった。
1191年4月にフランス王フィリップ2世が、 6月にリチャード1世が着いた。 リチャードは途中でキプロスを取ってきた。 投石機に「神の投石機」「悪い隣人」と名をつけた。 7月12日、守備隊が降伏した。 2年近い包囲だった。
条件はサラディンが20万ディナールと、 真の十字架と、捕虜1500人を返すこと。 支払いが遅れ、8月20日、 リチャードは捕虜2700人を街の外で殺させた。 サラディンの軍の見えるところで。
フィリップは病気を理由に帰った。 リチャードはアルスーフでサラディンを破り、 エルサレムの手前12マイルまで二度行って、二度引き返した。 取っても守れない、と判断した。 1192年9月の休戦で、沿岸はキリスト教徒に、エルサレムはサラディンに、 巡礼は自由、と決まった。 リチャードはエルサレムを見ずに帰った。
出典(1)
アミン・マアルーフ(牟田口義郎、新川雅子 訳) 『アラブが見た十字軍』第3部(獅子心王リチャードとの戦い)