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Event / できごと

『星月夜』

The Starry Night
AD1889年6月
重要度 3

概要

療養院の窓から見た夜を、記憶と想像で描いた。10年で2000点を描き、生前に売れたのはほとんど無い。弟への手紙が、その10年を日記のように残す。

場所

アルル
43.68°N 4.63°E · フランス・プロヴァンス

関わった人(1)

フィンセント・ファン・ゴッホAD1853年3月30日–AD1890年7月29日 · 制作

本文

サン=レミの療養院にいた。

自分で入った。

ゴーギャンとの共同生活が破綻し、 自分の耳を切ったあとになる。

部屋の東向きの窓から、明け方の空を見ていた。

弟テオへの手紙に書いている。

「今朝、日の出のずっと前に窓から田舎を見た。 明けの明星のほかには何も無い。 とても大きく見えた」。

描いたのは、部屋の中でになる。

窓からの景色に、記憶の中の村と、 糸杉と、渦巻く空を重ねた。

村の教会の尖塔は、オランダのものに似ている。

本人は、この絵を失敗作と思っていた。

「星の習作は誇張しすぎた」と書いている。

生前に売れた絵は、ほとんど無い。

弟テオが生活費を送りつづけた。

その手紙が600通以上残っている。

何を見て、何を考えて描いたかが 本人の言葉で分かる画家は、珍しい。

同じ時代のできごと

周期表AD1869年箱館戦争の終結1869年6月27日(明治2年5月18日)版籍奉還1869年スエズ運河の開通AD1869年11月17日廃藩置県1871年8月29日(明治4年7月14日)ドイツ帝国の成立AD1871年1月18日岩倉使節団1871年『学問のすゝめ』1872年