概要
ブラフマグプタがゼロを数として扱う規則を書いた。無を数える発想が、後の数学すべてを支える。
場所
ウッジャイン
23.18°N 75.78°E · インド(グプタ朝の学術の中心)
23.18°N 75.78°E · インド(グプタ朝の学術の中心)
本文
空の位を示す記号としてのゼロは、 それ以前からいくつかの文明にあった。
ブラフマグプタがやったのは、 ゼロを数として扱うことだった。
『ブラーフマスプタシッダーンタ』に規則が書かれている。 ある数からそれ自身を引くとゼロになる。 ゼロを足しても引いても変わらない。 ゼロを掛けるとゼロになる。
負の数も同時に扱った。 借金と財産として説明している。 負に負を掛けると正になる、という規則もここにある。
ゼロで割ることについては、はっきりしない。 「ゼロで割った数はゼロを分母とする分数である」と書いただけで、 それが何を意味するかは書いていない。
数として扱えることになった瞬間から、 代数が可能になった。