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Event / できごと

バグダードの知恵の館

House of Wisdom
AD830年頃
重要度 4

概要

ギリシアやインドの書物がアラビア語に訳された。この蓄積が後にヨーロッパへ還る。

場所

バグダード
33.32°N 44.37°E · イラク

関わった人(1)

ハールーン・アッラシードAD763年頃–AD809年 · 前代の君主

本文

アッバース朝のバグダードに置かれた。 図書館であり、翻訳の工房であり、研究所でもあった。

訳されたのは、 ギリシアの哲学と医学と数学、 インドの天文学と算術、 ペルシアの文学と行政の書。

カリフが翻訳者に、訳した本と同じ重さの金を払った という話が伝わる。誇張だろうが、 国家事業として資金が投じられたことは確かになる。

訳しただけではない。 プトレマイオスの観測値を自分たちで測り直し、 ユークリッドを注釈し、 インドの数字を使って代数を作った。

キリスト教徒もユダヤ教徒も、この事業に関わっている。 訳者のフナイン・イブン・イスハークは ネストリウス派のキリスト教徒だった。

1258年、モンゴルの侵攻で失われた。 書物がチグリス川に投げ込まれ、 インクで川が黒くなったと伝わる。

同じ時代のできごと

ウシュマルとプウク様式AD8〜10世紀『代数学の書』AD820年頃韓愈「論仏骨表」AD819年張保皐の清海鎮AD828年大モラヴィア国AD833年円仁の入唐求法AD838年ヴェルダン条約AD843年ヴァイキングのパリ包囲AD845年