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Event / できごと

ワットの蒸気機関

Watt's steam engine
AD1769年
重要度 4

概要

復水器を分けて燃料を大幅に減らした。既にあった蒸気機関が、ここで工場に置ける道具になる。

場所

ロンドン
51.51°N -0.13°E · イギリス・イングランド

関わった人(1)

ジェームズ・ワットAD1736年–AD1819年 · 当人

本文

蒸気機関はワットの発明ではない。 ニューコメンの機関が半世紀前からあり、 炭鉱の排水に使われていた。

問題は燃費だった。 シリンダーを蒸気で温め、冷水で冷やして真空を作る。 温めて冷やすを繰り返すので、熱の大半が捨てられる。

ワットは、冷やす場所をシリンダーから分けた。 復水器を別に置けば、シリンダーは熱いままでいい。 燃料が4分の1で済むようになった。

これで、炭鉱の外へ出られるようになる。 石炭を運んでこなければならない場所でも、 採算が合う。工場を川のそばに置く必要が消えた。

特許を長く独占したため、 他の技術者の改良を妨げたという批判もある。

出典(2)

ユヴァル・ノア・ハラリ(柴田裕之 訳) サピエンス全史 文明の構造と人類の幸福第17章 産業の推進力
マット・リドレー(大田直子、鍛原多惠子、柴田裕之 訳) 繁栄 明日を切り拓くための人類10万年史第7章 奴隷の解放

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