概要
復水器を分けて燃料を大幅に減らした。既にあった蒸気機関が、ここで工場に置ける道具になる。
場所
ロンドン
51.51°N -0.13°E · イギリス・イングランド
51.51°N -0.13°E · イギリス・イングランド
関わった人(1)
ジェームズ・ワットAD1736年–AD1819年 · 当人本文
蒸気機関はワットの発明ではない。 ニューコメンの機関が半世紀前からあり、 炭鉱の排水に使われていた。
問題は燃費だった。 シリンダーを蒸気で温め、冷水で冷やして真空を作る。 温めて冷やすを繰り返すので、熱の大半が捨てられる。
ワットは、冷やす場所をシリンダーから分けた。 復水器を別に置けば、シリンダーは熱いままでいい。 燃料が4分の1で済むようになった。
これで、炭鉱の外へ出られるようになる。 石炭を運んでこなければならない場所でも、 採算が合う。工場を川のそばに置く必要が消えた。
特許を長く独占したため、 他の技術者の改良を妨げたという批判もある。
出典(2)
ユヴァル・ノア・ハラリ(柴田裕之 訳) 『サピエンス全史 文明の構造と人類の幸福』第17章 産業の推進力
マット・リドレー(大田直子、鍛原多惠子、柴田裕之 訳) 『繁栄 明日を切り拓くための人類10万年史』第7章 奴隷の解放